子宮頚癌のワクチン(サーバリックス®とガーダシル®)が接種できます
子宮頚癌の原因となるヒトパピローマウイルス(以下HPVと略します)に対するワクチンです。HPVは性的接触で感染し、1%未満が感染後5年~10年以上かけて子宮頚癌へ移行します。日本では年間約15000人が子宮頚癌に罹患して、約3500人が死亡しています。
サーバリックスでは子宮頚癌を起こす代表的なHPV16型と18型に有効ですが、それ以外に欧州では31型・33型・45型にも有効であると認められていて、子宮頚癌の約80(~90)%を予防することが期待できます。
ガーダシルは子宮頚癌に対してはHPV16型と18型に有効で約65%を予防することが期待できる他にも尖圭コンジローマ(性病の一種で皮膚に疣を作ります)や膣・外陰上皮内腫瘍の予防効果も期待できます。
ワクチンは3回接種(初回、1または2ヶ月後、6ヶ月後)することで約20年間効果を期待しています。
接種希望の方はご予約下さい。
■4月より積極的接種の勧奨が再開され、予診票は郵送されます。
それ以前に接種を希望される場合は市役所の窓口で予診票発行でき
ここ数年間に接種を佚してしまった方にも救済措置があります。
■接種対象と接種間隔
接種対象者として推奨されているのは10~13歳の女性です。それ以上の年齢の方も45才位まで接種できます。但し、すでに感染しているウイルスを取り除く効果はありません。
■接種費用
1回あたり16,300円(公費助成対象の方は期間中は無料で接種できます)